工事区間の情報は、すでにデータにある。なぜ車両には届かないのか。

道路工事の現場では、おなじみの光景があります。コーンが設置され、車線が変更され、制限速度が変わります。

その一方で、車線規制、工事予定、一時的な交通規制の変更など、重要な情報がすでにデータとして存在している場合があります。これらは、交通行政機関やインフラ事業者が、道路上の事象に関する情報として公開しているものです。

しかし、車両が工事区間に近づいたとき、その情報が車両側で理解・活用できる形で届くとは限りません。

課題は、必ずしもデータそのものにあるわけではありません。既存の道路交通情報を、車両につなげることにあります。

各国・各地域の交通システムでは、道路情報や工事区間の情報をデジタルで記述・共有するための仕組みが整備されつつあります。米国のWZDx関連の取り組みから、欧州で広く利用されているDATEX IIなどの道路交通情報システムまで、その仕組みはさまざまです。

重要なのは、こうした情報を標準化されたV2X通信(Vehicle-to-Everything)のメッセージに変換し、コネクテッドカーや路側システムが受信・活用できるようにすることです。

Unexは、こうした取り組みを支援しています。

Unexが提供するV2X通信の通信レイヤーは、行政機関、インテグレーター、自動車メーカー(OEM)が、既存の情報を実際のV2X通信の導入・展開につなげることを支援します。

🚧 既存データをV2X通信メッセージにつなげる
ゼロから作り直すのではなく、既存の交通情報やシステムを活用します。

📡 コネクテッドカーに情報を届ける
道路や工事区間に関する情報を、V2X通信を通じて車両に届けます。

🔗 相互運用性を重視した設計
異なる規格、システム、展開環境をまたいだ通信をサポートします。

🔧 通信レイヤーの複雑さを軽減
メッセージのエンコードやプロトコルスタックの統合から、規格適合のサポートまで、交通データと車両通信の間にある複雑さの軽減を支援します。

目指すところは、とてもシンプルです。

既存の道路交通情報を、コネクテッドカーがより活用しやすい形にすること。そして、ドライバーと、道路工事や交通管理に携わる人々の双方にとって、より安全でつながった工事区間の実現に貢献することです。

情報は、すでにそこにあります。

次のステップは、それを車両につなげることです。